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地域の伝統菓子「亀の甲せんべい」の復刻販売について

地域商社やまぐち(代表取締役 中村 悠太)は、深川養鶏農業協同組合(代表理事組合長 末永 明典)と連携し、幕末から親しまれ、惜しまれつつも販売終了となっていた山口県下関市の銘菓 「亀の甲せんべい」の復刻版を開発・発売いたしますので、下記のとおりお知らせいたします。

1.商品概要

商品名 令和復刻版 下関・馬関 亀の甲せんべい
希望小売価格 1,000円(税別)
商品規格 20枚入(2枚入×10袋)
発売日 2024年6月1日
コンセプト 山口県の代表銘菓として愛されていた「亀の甲せんべい」を創業当時からの特徴である全粒小麦粉を使用した“令和復刻版”として発売いたします。
また、パッケージも復刻前と同じく下関市の氏神・亀山八幡宮にちなんだデザインとなっており、山口県の歴史を感じられる、お土産にも最適な商品となっております。
販売場所 本商品は、ジェイアールサービスネット主催の「第3回せとうちおみやげグランプリ」で入賞しており、まずは2024年6月1日から2024年12月31日までJR直営のおみやげ店限定で販売いたします。
「亀の甲せんべい」に慣れ親しんだご年配の方々を始めとして、若い世代の方々、またインバウンド需要に対し有効的なチャネルである駅ビル・駅ナカから販売を開始し、2025年1月以降は県内のお土産売場を中心に拡販を予定しております。

 

2.取組経緯

地域商社やまぐちは、地域産品の販路創出や商品開発を通じて地域の持続的な成長を目指しており、様々な地域事業者さまと連携しながら事業を展開しております。
文久2年(1862年)に誕生した「亀の甲せんべい」は、山口県で長きに亘って親しまれた銘菓でしたが、製造業者の株式会社江戸金は、後継者不足等を理由に2022年3月をもって廃業、約160年の歴史に幕を下ろしました。その際、地元の伝統を絶やすわけにはいかないとの想いから、山口県で菓子類の製造を行う深川養鶏農業協同組合が「亀の甲せんべい」の商標を承継。その後、地域商社やまぐちが中心となって企画したリバイバルに向けたプロジェクトが発足し、複数の地域事業者さまにご協力をいただきながら、この度、販売当時のレシピを可能な限り踏襲した“令和復刻版”として再発売に至りました。
株式会社江戸金の元代表である三野明彦氏は生前、「菓子は地方の文化そのものである」という理念を持っており、幕末時代から下関の文化であった「亀の甲せんべい」を復刻販売させることで、我々が守るべき伝統文化の継承に繋がればと考えております。

【参画事業者の役割】

事業者名 役 割
地域商社やまぐち株式会社 商品開発にかかるトータルコーディネート
深川養鶏農業協同組合 当時と変わらない原材料を使用した商品の製造
株式会社ジェイアールサービスネット広島 広島県西部・山口県エリア主要駅での販売業務
株式会社ジェイアールサービスネット岡山 岡山県・広島県東部エリア主要駅での販売業務

 

3.山口フィナンシャルグループのサステナビリティへの取り組み

山口フィナンシャルグループは、持続可能な社会の実現に貢献していくために、「グループサステナビリティ方針」を策定し、この方針に基づき、重点的に取り組むべきESG課題である 「マテリアリティ」を特定しております。本件は、12のマテリアリティの中で「②地域におけるイノベーション創出、地域産業の成長サポート」、 「③地域コミュニティとの連携強化」の実現に資する取り組みです。

以 上

 

【本件に関する問い合わせ先】
地域商社やまぐち 丸谷(まるたに)・隆(たかし)
TEL:083-223-4083

 

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